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055-298-4566 |
ここでは、患者さんにお渡ししている「ニュースレター」や「お休みのお知らせ」の中から、身体・治療に関する事を書いた物を集めております。
一体、誰が読むんだ!!と思える内容なのですが、当院に来てくれるクライアントさんは理論好きで意外に読んでいて下さり、逆にマニアックな質問を受けたりもします。
そんな質問に答えられる様に勉強し直したり情報を集めたりして、クライアントさんと切磋琢磨して出来たページです。
お時間が取れる時に読んでみて下さい。
※毎回、枕の部分とお尻の部分の内容が全然違っていて「フリ⇒オチ」になっていない!とご指摘を受けます。
その通りなので、文章力のなさを痛感しています。。。
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 |
---|---|---|---|---|
は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 |
[ら]・・・ ランブリカル グリップ |
「ランブリカル!?」この言葉自体は「理学操体法」加藤廣直先生から教えていただいた言葉なのですが、簡単に説明すると指先に力を入れない握り方(虫様筋握り)をイメージして頂くと良いかと思います。このランブリカルグリップをすると、どのような事が出来るのかというと、指先に力が入らないので相手に変な反射を起こさないようにする事が出来ます。指先に力を入れない握り方で言うと、バットやゴルフまたは竹刀などの長尺ものを扱う際にフワッと握り、インパクトの瞬間に「ギュッ」と握る事で操作性と衝撃力が向上します。
※厳密には「虫様筋握り」(ランブリカルグリップ)ではないのですが・・・・
フワッと握る事と虫様筋を先に収縮させてから指先を触れる事が相通じる部分があったりします。TRKの肘井永晃先生のタッチなどはまさに典型的な掌を意識した触り方で、「人差し指」を浮かせて治療している事が多いです。そのことを肘井先生にお伺いすると、「脳に嫌な反射を起こさせないようにする為」と術理をさらりとお答えして下さいました。
試しにパートナーに目をつぶってもらって顔の前でパートナーの顔を指さして貰うと明かに「人差し指」の方が他の指よりも感度が違いませんか?他人や物、方向を指し示したり相手を支配下に置こうとする動きなども人差し指を使うことが多いのも潜在意識下に指し示す行為を気づかせるためのシグナルとして「人差し指」を使っているのではないでしょうか?また、話がそれてしまいましたが皆様がやっているスポーツの中にもこのような小さな動きの違いがパフォーマンスに影響を出していることはないでしょうか?「フワッと、しっかり」握る一見、矛盾した動作の中に奥義があったりします。勿論、自分はまだまだできない口ですが、この事を意識して練習して頂くと上達が早くなります。
「フワッと!しっかり」です。
[り]・・・ リスク |
先日、とある高校のサッカー部の男子生徒さんからの相談で監督さんからは「セーフティに攻めろ」と指示されたが「リスクを冒して攻めろ」ではないのか?と言ったやり取りがあり、そのことに関してちょっと書いてみました。日本語的に答えれば「危険度」と訳しても良いと思うのですが、ではそのリスクは取るべきではないのでしょうか? スポーツの場面で安全なゲームプランやプレーでは必ずしも結果に結びつかない事が多いのではないでしょうか?
リスクを冒して攻めることで勝ちにつながる場面が多く見受けられます。このことはスポーツだけではなく、ビジネスや、人生にも共通した要素と考えています。リスク≒成功というような簡単な数式ではないのですが、成功を踏むステップの一つにリスクにチャレンジする場面が必ずあります。これは闇雲にリスクを冒してチャレンジするのではなく、リスクを負った場合どの様なデメリットな事が起きるのかそのことを常に頭に描いてプレーすべきであると思います。そのことがプレッシャーになってプレーに影響が出るようではそのリスクを冒すべきではないですし、成功率の低いチャレンジはギャンブルに近い成功率といえます。
ゲームはその場面、場面での判断が必要ではあるのですが、チャレンジすることの勇気こそが成長を促すのではないかと考えます。特にゲームプランを立てる際にはどちらが正しいとかはないのですが、「スポーツ」に限って言えばチャレンジこそ成長を促せると思います。 ただ、自分の様に人生ではリスクばかり取っていると周りの人たちに心配されている場合もありますが・・・
[ル]・・・ ルルド |
皆さんはルルドというマッサージ器をご存知でしょうか?
ピラミッド状のおしゃれな感じの小型のマッサージ器なのですが、先日Aさんから「ルルドっていいですか?」「は〜!?」はじめは何のことやらわかりませんでした。もう何回か来院して頂きコミュニケーションが取れていたのでわかったのですが、Aさんは「クエスチョンマン」なのです。とにかく治療中に4〜5個は質問攻めに遇います。
そのほとんどの質問からは発展性がみられません、投げっぱなしの状態でキャッチボールに繋げようにもただ、聞いただけで次の話題に変えてしまうことが多い方です。「ルルド」に関しても「自分が良いと思ったものはやってみるといいですよ!但し、やりすぎには気を付けてください」といい終わらないうちに「いや、今朝テレビでやっていたので聞いてみた」との事、よくよく聞いてみると上司や親にもその「クエスチョンマン」を注意されているそうで周りからウザがられている事も本人が分かっているそうで問題は深刻です。
「よく考えてから質問しなさい!」と親御さんには言われていて分かっていてもやめられない訳が根深いのである。そこで一つのアドバイスというか提案をさせていただきその後、すこしづつ変化があったということなのでシェアさせていただきました。それは質問をすることから二つ質問できるようにする事例えば「ルルド」から疑問文を二つ作ってみる。 それだけなのである勿論、質問する前に頭の中で文章に変換するとか、なぜその質問をするのか? とかといったセルフコントロールの方法もありますが自分としては質問することから更に成長して頂く事を願ってアドバイスさせていただきました。いつも治療とは関係のない文章ですみません。
[れ]・・・ レーシック |
レーシック手術(近視治療)を受けてみました。
メガネが必要なくなったのはいいのですが、良い事ばかりではない様であまり批判めいた事は書きたくはないのでメリット・デメリットについてはブログの方をご覧ください。
はい!今回は短めで。
[ロ]・・・ ロルフィング |
皆さんはロルフィングをご存知でしょうか?
ロルフィングとは自分を整えるための体操のようなもので、患者さんの為にと思って覚えたのですが何時しか自分の為に行っているものです。体操のようなものですが簡単なようでなかなか上手くできないボディーワークです。
気が付けば最近、参加しているセミナーのほとんどがボディーワーク系(フェルデンクライス・アレクサンダーテクニーク等)のセミナーばかりでクライアントさんにはあまり受けが良くなくて、特に年配の方々は反応がいまいちですね(;´∀`)。これは自分のアプローチが悪くて伝えきれていないのがほとんどなのですが、もう一つは治療のイメージとして「何かをやってもらう」という図式が患者さんの方に出来上がっているからではないかと思っています。
他の治療院等で治療を受けられたことのある方などは、初診にも関わらずご挨拶も早々にベッドにうつ伏せになられる方がいたりするのでそんな事を思ったりするのですが・・・・決して悪いことではないですよ!ただ、うちは「他所とは違う」と言われることが常なので(具体的にはよくわからないのですが)、上手く説明出来ませんが原因を一緒に捜し、解決策を見つけていく方法をアドバイスできる関係を築いていきたいと思っています。
痛みは取れたけど再発したりパフォーマンスが落ちてしまっては元も子もないですから、そんな面倒くさい治療院ですが趣向が合えば選択肢に入れておいて下さい。