TEL.
055-298-4566 |
ここでは、患者さんにお渡ししている「ニュースレター」や「お休みのお知らせ」の中から、身体・治療に関する事を書いた物を集めております。
一体、誰が読むんだ!!と思える内容なのですが、当院に来てくれるクライアントさんは理論好きで意外に読んでいて下さり、逆にマニアックな質問を受けたりもします。
そんな質問に答えられる様に勉強し直したり情報を集めたりして、クライアントさんと切磋琢磨して出来たページです。
お時間が取れる時に読んでみて下さい。
※毎回、枕の部分とお尻の部分の内容が全然違っていて「フリ⇒オチ」になっていない!とご指摘を受けます。
その通りなので、文章力のなさを痛感しています。。。
あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 |
---|---|---|---|---|
は行 | ま行 | や行 | ら行 | わ行 |
[は]・・・ 歯 |
歯の痛みって嫌ですよね! それにもまして、歯医者さんに行って治療を受ける事を思い出すだけでイヤ〜な気分になったりします。
うちでもたまに歯の痛みの相談を受けたりしますが、もちろん虫歯の治療を依頼されるわけではなく、多くは歯医者さんに行っても虫歯や知覚過敏などの異常が見つからずに来たケースです。
うちに来院されるクライアントさんの場合に限って言えば、一つは頭部、頸部、胸郭出口などの過緊張によって、咀嚼に関係する筋群の筋連結、血行が悪くなり「歯が浮いている感じ」や「噛むと違和感がある」などの訴えるケースと、もう一つは咬合(かみ合わせ)が悪くて顎関節症を呈されているケースなどがあります。
顎関節症の三大症状として、口が開かない、クリック音がする、噛むことが出来ないなどが主ですが、その症状の自覚がない方でも顎関節の異常が見られトリガーポイントの痛みとして歯の痛みを訴えるケースがあります。
歯の治療も最近では痛みも少なく、期間も短くて済む様になっているようです。8020運動という「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動がありますが、うちの治療院でも噛み合わせや嚥下、発音などのアドバイスをしております。
その為の第一歩として、まず歯のお手入れを怠らない事だと考えます。この機会にお近くの歯医者さんでオーラルチェックを受けてみてください。
[ひ]・・・ 皮膚 |
「骨!」「肉!」「皮!」焼き鳥のメニューではないのですが、仲間内で飲んでいると結局治療の話になってしまい、そこで話題になるのが痛みの原因となる所在の特定なんです。
骨折なら骨が折れて痛い・・と簡単に思えるのですが、話はそれで終わらずに、それならば圧迫骨折をした人はずっと痛いのか!・・とか、骨折の整復をキチッとすると痛みがなくなる・・とか、筋細胞自体には痛みを受容するところがない・・とか、実際に痛みのメカニズムというのはまだまだ謎の部分が多いんです。
最近になってですが、皮膚の調整だけでも痛みをコントロール出来たりするという事に気が付きました!以前より整膚療法や皮膚診などありましたが、どうしても筋・骨格系というか筋肉・筋膜・関節といった所へのアプローチが多いので、そちらをメインでやっていました。
しかしひょんな事から皮膚の調整をした所、きれいに痛みが取れたりして、改めて勉強し直しました。鍼の接触鍼や活法のタッチの仕方などは皮膚を介しての治療といえると思います。
身体全体で皮膚の重さは3キロ、面積は1畳ほどの広さになるそうです。役割として体温調節、知覚作用、保護作用、吸収作用などがあり重要な器官です。当院では自己調整法として皮膚調整を教える事が多く、やり方は至って簡単で痛みのある場所の皮膚に「アソビ」を作ってもらうようにするだけです。痛みのある場所は(急性期を除いて)筋肉、筋膜がパーンと張っていて、皮膚との遊びも少なくなっています。そこに筋肉や運動の方向性を見ながら遊びを作ってもらうだけなので皆様も是非、チャレンジしてみてください。
[ふ]・・・ 古本 |
当院では、雑誌、文庫本などの旧刊、旧作をお譲りしております。
本の種類としては健康、スポーツ、食事、自己啓発・・等がありますのでご希望の方はお申し付けください。
雑誌:ターザン、ナンバー、SAY3、ためしてガッテン、ブルータス、モノクロ、ラーメンウォーカー、メディッタ 等々
単行本:キャンユースピーキング甲州弁、悩む暇ありゃ動きなさい、あたため整体学、消痛革命 等々
[へ]・・・ へそ |
へそ健康法・・・当院ではお腹を触る事が多いです。腰痛の方は必ず調整する部位です。
最近ではコアトレーニングといった、体幹を鍛える事で四肢の連動性を上げパフォーマンスを向上させるトレーニング方が見直されておりますが、当院では西洋医学でいう解剖、生理学を元に運動学・整形外科的なアプローチと併せ、東洋医学的な発想の元、お腹へのアプローチをしております。
東洋医学には古くから腹診と云われるようなお腹を診断の基準点として治療法を組み立てる治療法が存在します。解剖学的な位置関係とは相違した位置に臓器の機能を見立てに使います。その中でも、「へそ」へのアプローチをご紹介させていただきます。
赤ちゃんの頃はお母さんの胎盤、臍帯を通して繋がりを持っていますが、出産してその役割を終える臓器です。しかしながら、臓器としての機能は若干残っています。おへその位置や形状も個人差があり、観察しているといろいろな事がわかってきます。
ご自分で触る場合はおへそを中心にどの辺が固いかを認識して頂いてから放射状に固さを取るようにマッサージされると良いでしょう!強さは「痛気持ちいい」ぐらいで行ってみてください。おへその周りの固さを取ってあげることで他の身体部分の不調まで整える事ができます。詳しい内容は当院にある「おへその健康法」のレジメをご覧ください。
[ほ]・・・ 歩行 |
山梨の方は東京の方に比べて歩かない!? そんな自覚が有る方はまだいいのですが、歩く事の重要性に価値を見出せなかったり、解っているけれど時間が取れないとか、ただ単に面倒くさいとか、ジョギングのようにダラダラ汗をかかないとやった気がしないなど、様々な理由で歩かない方のために今回は歩行に関してうんちくを傾けたいと思います。
ぎっくり腰で来院された方のチェックポイントとしても、歩行をスムーズに行えるようになっているかどうかを治療後に確認しております。それではどんな歩き方が良いのか?! 二つに分類して説明させて頂きます。
一つは【効かせる歩き方】です。一般に言われている様な、良い姿勢を保持してやや大股でつま先を上げ、腕を振るような感じです。「競歩」をイメージして頂くとよいと思います。各筋肉を充分に使って頂き、時々腿上げや体幹を捻ったりしてデューク○○さんのようなメニューを取り入れてもらうとウォーキングが全身運動として効いてきます。
もう一つは【効率の良い歩き方】です。腕のフリや股関節動きをダイナミックには使わずに「膝抜き」や「二軸」を使い推進力を得て歩く方法です。ウルトラマラソンや日本テレビの「24時間テレビ」などでタレントさんに100K走れるように指導しているやり方もこれに近いものがあると思います。長い距離を走ったりするには適した身体の使い方ですが、あまり見た目が格好いい歩き方ではありません。競技のトレーニングの一環として取り入れてもらうと良いでしょう。
運動不足でダイエットや健康維持の為でしたら前者の歩き方をお薦め致しますが、スポーツでのリハビリやパフォーマンスの向上を目指すのであれば後者の歩き方をお薦め致します。
気になる方はyou tubeで「ナンバ走り」「かかと押し歩行」「膝抜き」「二軸歩行」などのキーワードで検索すると画像が見れると思います。